【ご報告】長崎で起業しましたみなさん、こんにちは!大友拓海です。この度、約3年間お世話になった株式会社hacomonoを退職し、新たにEnagic株式会社(エナジック)を長崎にて立ち上げました。これまで、新卒で野村證券に入社し1年半ほど長崎での営業を経験。その後、セールステック系IT企業、そして直近では株式会社hacomonoで約3年間、インサイドセールスやマーケティングに携わり、さまざまな挑戦や学びを得てきました。今回、これらの経験を活かし、第2の故郷である長崎から“強い地方企業を創造する”という大きな志を胸に、起業を決意しました。これまでお世話になった方々へのご報告と、今後の展望・意気込みをお伝えできればと思います。起業を決意した背景〜強い地方企業とは?新卒時代、長崎にて飛び込み営業をしていたのですが、地場に根付いた地方中小企業様と関わる機会が多くありました。その後、東京のIT企業に転職。営業効率化やデジタルマーケティングの手法など、新しい知見を得られる環境で働き、感じるようになったのが「都心と地方の情報ギャップ」です。それも衝撃なまでに・・・実は私の妻の実家も建設・土木の会社を経営しており、従業員を50名程抱える所謂地方中小企業です。親族の立場として、会社の実態は多少なりとも把握しているのですが、情報のギャップはより強く感じています。東京の会社では当たり前に行われていること、考えていること自体が地方では珍しく、そもそも受け入れられる体制がなかったりします。そんな中でも、全国に目を向けると、地方の建設会社がSalesforce(営業支援ツール)を使いこなし、民間の売上を数倍に拡大させたり、地方の不動産会社がデジタルマーケティングを駆使して、売上を伸ばすというような事例が出始めているような印象があります。前提として、私が思い描く強い地方企業とは「地方で稼ぎ」「雇用を創出し」「経済システムをつくっている」会社なのですが、まさに、先述した企業がこの条件に当てはまると思います。このように最新のノウハウやツール、支援者がきっかけで爆発的な売上拡大ができる企業はまだまだ地方には沢山眠っています。弊社がその爆発のきっかけになりたいですし、弊社自身も強い地方企業になることで、長崎を中心に盛り上げていきたい。そんな気持ちが溢れ出て、いてもたってもいられなくなったので起業をしました。Enagic株式会社が創る未来地方を元気にする『強い地方企業』の創造カンパニーを目指している弊社ですが、主なメイン事業としては下記を展開しております。Webサイト制作事業営業・マーケティング支援事業(コンサル・代行)民泊運営・代行事業私自身、前職で培ったインサイドセールスやマーケティングのノウハウに加え、新卒時代の飛び込み営業で得た“現場を歩き、肌で感じる”というスタンスを大切にしています。地方企業の皆さまが本質的な課題を見極め、効果的なマーケティング戦略を立案・実行できるよう、伴走型でサポートしていきます。さらに、民泊運営・代行事業も展開し、観光の領域からも地方経済を盛り上げていきます。すでに私の地元、北海道での民泊運営は直営店舗として1年ほど運営しているのですが、長崎での直営、代行店舗を今年は力を入れて拡大していく予定です。社名「Enagic」に込めた想い社名の「Enagic(エナジック)」は、エナジー(活力)アクション(行動力)イノベーション(革新)を掛け合わせた造語です。弊社は単にエネルギーを注ぎ込むだけではなく、それを 持続的に循環させる ことで、地方全体が活性化するエコシステムを構築したいと考えています。「革新」をキーワードに、地方企業が新たな価値を生み出し、“強い地方企業”へと変革する未来を創り出す。それこそが、私たちEnagicの目指す姿です。最後に地方経済という大きなテーマに着目した際に、直面する課題は沢山あります。営業やマーケティングなどの単なる手段の話ではなく、事業承継・後継者育成など、そもそもの組織の在り方など複雑で根深い問題にも目を向けなければいけません。しかし、そこで諦めるのではなく、強い意思と具体的なアクションをもって取り組むことで、必ずや“地方が元気になる”未来を創造できると信じています。「Enagic株式会社」は、その先頭に立つべく生まれました。 起業にあたり、多くの方々からいただいたご支援やご期待に応えるべく、持てる力を最大限に発揮して邁進してまいります。どうか引き続き、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。最後までお読みいただき、ありがとうございます。今後のEnagicの活動にご注目いただき、興味を持っていただける方はぜひご連絡ください。一緒に、新しい地方の未来を切り拓いていきましょう!Enagic株式会社代表取締役:大友拓海